2月11日(火)新潟工業高校を会場に今年度県内開催2回目となるJRFU C級コーチ資格認定講習会を開催しました。大雪による積雪で足元の悪い中ではありましたが、スクール指導者を中心に10名のコーチが参加!
講習会のテーマは、恒例となった「大人の学びは痛みをともなう」と「アンラーン」。既存のコーチング概念を一度頭から切り離し、失敗を恐れずにチャレンジして新しい自分を発見することをゴールとして共有しました。

午後の実技は人工芝雨天練習場で実施。5ペア計10名の皆さんが、それぞれ攻防の原則に基づきコーチングにチャレンジしました。各コーチの実践後は、GOOD(良かった点)、BAD(改善が必要な点)、NEXT(もう一度実施する際に考慮する点)の3点を中心にレビュータイム!充実の笑顔や悔しさ、爽快な発汗や冷汗、脂汗あり…とテーマから外れることなく「痛み」を伴っていたようです。受講者の皆さんの果敢なチャレンジに私自身も大きな学びを得ました。チャレンジを経た「全力の失敗体験」はより深い学びにつながります。


最後は、参加者全員で記念撮影。皆さん、やり切った良い笑顔をされています!

受講者の皆さん、充実した素晴らしい時間をいただきありがとうございました!
今後も共に学び続けましょう!
各カテゴリー指導者の皆さんへ
令和5年度から開催された標記の講習会も計4回を数え、この2年間で54名の有資格者が誕生しました!皆様の学び続ける姿勢に敬意を表するとともに、ご協力とご理解に心より感謝申し上げます。
一方、未だ無資格で指導に携わる方もいらっしゃいます。経験則で指導するのではなく、各世代のコーチがグローバルスタンダードを基準にラグビーの原理原則を理解し、5つのコアバリューを軸として、子どもたちへ攻防の原則を実行するための様々なスキルをコーチング。そのタスキを次の世代へ繋ぎ、全てのコーチが協力して子どもたちを育てていくことが、新潟県ラグビーの発展に寄与すると考えます。
また、保護者の皆さんも有資格コーチからの指導を望んでいるという声も聞かれます。
子どもたちのためにも、無資格の方にコーチ資格の取得を強く推奨します。
共に学びましょう!
「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない」ロジェ・ルメール
技術委員会コーチ部会 片峯 久